知り合いの借金は、マイホーム資金となった住宅ローンになります。 決して安くはない購入資金は、銀行から融資を受けたようでした。 新築一戸建て、しかも輸入住宅というだけに、使用する資材、内装、外装に至るまで、ほとんど輸入されてきたものでした。 それだけに融資額も5千万円ほどになったみたいです。 職も国家公務員というワケではなく、副業収入があったようでした。 だから簡単に返済できると考えていたようで、最初のうちに早めに繰上返済をしていたようです。 しかし、途中から雲行きが怪しくなりました。副業収入がゼロになったようです。 しかも、後始末という手続きにもお金がかかり、そちらに貯蓄預金がまわったようでした。 そうしたトラブルが会社にも噂として広まり、たちまち、会社に居づらくなってしまい、自己都合退社になったほどです。 精神的にも病んでしまったあげく、住宅ローンが響きました。年齢的に返済時期を伸ばしたところで、年齢的問題もありました。 月々の支払いが追いつかないから、滞納してしまい、とうとう、抵当権の設定上、住まいを引き渡すことになったようです。 せっかく理想とする住まいをイチから作って、そのうちの1割はすでに支払っているのに、引き渡すしかないのかと、嘆いていたようでした。 しかし、住宅ローン事情に詳しい専門家に相談ができたことで、住まいは引き渡しましたが、借金の問題は少しずつ解決している様子でした。 もちろん、借りたものは返すのが道理ですから、知り合いも返済は続けています。