私が抱えることになった借金問題は、独身時代に持っていたクレジットカード数枚と、結婚をしてから新たに作ったクレジットカード数枚をもとに、夫がキャッシングやカードローンを繰り返し、気が付けば雪だるま式に膨れ上がってしまっていたことが原因で、私自身が作った借金というより金銭感覚が全くなかった夫が私名義のカードでお金を借り倒したことでした。結局支払いが追い付かなくなり、毎日電話や書面での督促が続き、最初は夫が対応していたものの名義が私である以上私に取り立てが来るようになり、それが原因で離婚しました。今から20年ほど前の事なので今のように債務整理についての情報が少なかったのですが、私の場合は弁護士に相談をして任意整理をしてもらいました。このような状態になっても夫が離婚に応じなかったため家庭裁判所で調停を申請し、結果私名義で作った借金をきちんと支払うと公正証書まで作りましたが約束を守らず行方をくらませられ、小さい子供を二人抱えた私は生活を立て直す為にも弁護士に相談をし借金をかたずけたいと思ったのです。その時私は29歳だったので自己破産はこれからの人生を考えるとデメリットが大きいとアドバイスされ、弁護士が代理人となって債権者側と交渉をして借金を減額してもらう任意整理という形をとりました。とりあえず親せきからお金を借り、10社以上のカード会社の債務を片付けてもらいました。弁護士に依頼することで恐怖だった督促がピタッとやんだので、先進的なストレスは劇的に無くなったのが良かったです。あとはひたすら働きまくって3年で親せきへの返済を終わらせ、健全な家計を営んでいます。クレジットカードはその後5年は作れませんでしたね。