親に苦労させられた者です。住居というのは普通一生一大の買い物です。それを何度も家を買い変えても母は一切働きに出ようとしませんでした。最初は税金の滞納で税務署に強制執行されました。父はとび職でしたので、税金の申請は自己申告になります。自分は簿記の勉強を成人してからやった結果、当時母親がどんなことをやっていたのかを理解するようになりました。この追徴課税が払えなくなり、家を売り払うことになったのです。そしてど田舎の町に引っ越しました。しかし田舎の風土に合わなかった母親は、今度はやや町が発達しているところに転居したわけですが、父は糖尿病と腎不全を患い仕事どころではありませんでした。こんな理屈ばかりしていたので、結局は破産をしたわけです。
弁護士の先生に依頼をしましたが、家の売却と報酬のお金がたまるまで家に住み続けたようです。私はすでにその時には家を出ていました。破産するまでの経緯は大変なもので母親は当然のように働きませんが、私は高校の学費も自費で出すことになりそれも忘れて自分が出したと言い出す母親。このようにして母親の自己中心的な思考により、借金もそうですが縁を切ることになりました。勿論お金の問題というのは根底にはありますが、使い方とか思考の部分で家族がちれぢれになるということはよく聞きますが、我が家はその典型なのかもしれません。父は確かに問題のある人ですが、少なくとも私を育てた功績は認めなくてはなりません。