友人の旦那さんの話です。 元々少しギャンブルを嗜む程度の、趣味で競馬をされていたそうです。 お小遣いの中で余裕が有れば馬券を買う、それくらいの頻度だったので友人も特に旦那さんに注意することもなく、買った時には一緒に喜んで少しいいご飯を食べたりもしていたそうです。 しかし、旦那さんが仕事を退職し、暇になったと同時に競馬に行くことが増えたそうです。 友人も仕事をしていた為、日中どこに行っているかまで管理することも出来ず、借金があると知った時にはあらゆるクレジット会社でカードローンを組み、1000万の借金が出来ていました。 さらには組合からも借りていたそうで、退職金は全て借金の返済に消えてしまいました。 旦那さんはどこで借りたのかもあやふやで、友人が弁護士に相談し、少しずつ整理していったそうです。 その後友人は離婚しましたが、旦那さんは借金と友人への慰謝料とでまだお金に苦しんでいるようです。 借金が発覚した際、旦那さんのご両親が大半を返済してくださり、友人はとても助かったと言っていました。 カードローンの怖いところは、金利がとても高いところです。保証人も無しで内緒で借りられますが、その分リスクも大きいです。 友人は専業主婦でしたが、家計に余裕が無くなったので働きに出たりとなんとかやりくりをしていたそうです。 離婚の原因はそれだけではありませんでしたが、人の人生を狂わすお金は本当に恐ろしいものだと改めて感じました。