私が高校生の時に、母親が複数の消費者金融から借り入れをしており、借金の総額が300万円ぐらいになっていました。母親は返済が出来なくなったので、自宅に催促の電話が来たり、取り立てなども来るようになったのです。借金が父親や家族に発覚をしてしまったので、父親は勤務をしていた金融機関から、融資を受けて借金を立て替えて支払うことになったのです。消費者金融から取り立てや催促が来ることは無くなりましたが、父親に負債が出来てしまったので、今までのように旅行に行ったり、遊びに行くことが出来なくなりました。父親はボーナスやお給料の一部を返済に回したので、6年間で完済をすることが出来ました。300万円を超える債務だったので、父親は大変な苦労をしたと実感しています。その当時は債務整理などは、ポピュラーではなかったので、借りたお金を全額返す必要があったのです。現在は任意整理などの、債務整理が出来るので債務整理が出来れば、借金を減額してもらって、もう少し楽に返済出来たと思うと悔やまれます。母親は過去にも、消費者金融で借金をしたことがあったので、これが二度目でした。父親は何度も裏切られているので、夫婦仲を修復するのは難しくなり、二人は離婚になりました。高校生の私や妹には、家庭崩壊はとても辛く悲しい経験でした。私も日常生活では、生活費が足りなくなることがありますが、お金を借りるのは返せる範囲内だけにしています。母親のようにはなりたくないので、計画的にカードローンを利用しています。