“私は都内に住む30代男性です。闇金にお金を借りて、ゾッとした体験があります。今はなんとか闇金への借金を返済し、日常生活を送れていますが、私たちのような一般人には想像を絶するやり方でお金を貸し、そして回収しており恐怖を感じました。

私は30代で今となっては社会人(といっても契約社員ですが)をしていますが、それも半年前からです。それまではずっとフリーターをしてきました。高校卒業してから大学も行かず、ずっとバイトをしてきました。20代前半まではほかの同世代とそんなに収入が変わらなかったり、場合によっては私の方が稼いでいたので私はすっかり調子にのってました。そしてそんな生活を10年以上も続け、30代になってもフリーターでバイトしながら趣味のパチスロ通いを加速させていました。「今更就職なんて無理。この社会が悪いんだ」という考えでした。

もちろん、パチスロでは負け、収入は全部なくなっていきました。もちろん、その日が楽しければよかったので貯金などありませんでした。「また稼げばいい」という気持ちでいました。しかしそんなとき私は交通事故にあい、入院を余儀なくされ、多額の医療費が必要になりました。そうです、私は「病院になんて行かないから保険料を払うだけ無駄」と保険にも加入していなかったのです。

パチスロでお金がない上に多額の医療費が必要になった私は消費者金融から借金をせざるを得ませんでした。しかし、「医療費でたくさんのお金がなくなっていった」ということからそのお金を取り返したい一心で消費者金融からお金を借り、「パチスロで取り返す」と思いそのお金を全てパチスロにつぎ込みました。結果はもちろん惨敗。それを繰り返したことで消費者金融からお金が借りられなくなっていました。

私は消費者金融の借金を返すために闇金に手を出しました。電柱に貼ってあった「即日貸します」という言葉に縋ってましたが闇金だと知りませんでした。一見スーツ姿でとても清潔感のあるサラリーマン風の男性でしたが、発する言葉一言一言はサラリーマンの言葉ではありませんでした。そして「消費者金融の借金を返してまじめにバイトしてウチに返してくれたらそれでいいから」という言葉を信じ「トサン」という言葉にあまり注目せず借りてしまいました。

保証人も必要なく、免許だけでお金が借りられました。その場で受け取ったお金は5万でした。そのお手軽さに「助かった」と思ってしまった私は闇金の恐ろしさをまだ知りませんでした。「明日は返済日です。1割の利息もプラスして返してくださいね」という電話がありはじめてそこで「トイチ」の意味を理解しました。幸い10日後はバイト代が出た後ということもあり返済は出来たのですが、そのあと「◯◯さん、消費者金融に返済するんだよね?口座に振り込んでおいたからそれ使って返済してよ」とそこまで頼んでいないのに半ば無理やり口座に入金されました。その額なんと300万円。これが10日後に利息だけで30万の利息が発生するという状況でした。どんなに頑張ってもバイト代だけで30万なんて無理でした。そのお金で消費者金融への返済を済ませたものの、もっと地獄へ行くことになりました。

そして返済の日に私が返済できない状態でいると鳴り止まない電話が続き、そして家までもちろん押しかけてきました。一人暮らしだったし、そんなに高価な物はもってませんでしたが、それでも時計やパソコンなどは全て持っていかれました。そのまた10日後も、その後もずっと状況は続き、結果私は無一文になりました。親にも言えず、ノイローゼになりそうでした。そんなとき、私の異変に気づいてくれた友人の弁護士に介入してもらい闇金業者を訴えるこたになり、結果的に闇金業者は摘発され、私も返済不要という判断が下されました。私は闇金に全ての物を持っていかれたので何も残ってない状態でした。その弁護士の友人のツテで仕事を紹介してもらい、契約社員として働くことになり、ゼロからやり直すことになりました。

全ては高校卒業してからずっとフリーターをしており、「同世代より場合によっては稼げるからこの方がいい」という根拠のない自信のまま生活を変えず、保険にも加入せずダラダラと10年以上も過ごしたツケが回って来たんだと思います。私は闇金の恐ろしさを知ったと同時に、逃げずにしっかり自分と向き合おうと思いました。”