息子にはしっかり金銭感覚を教え込んだつもりでいました。毎年のお年玉は一緒に郵便局へ行き、貯金をすることや、月々のお小遣いの使い方の指導もしていました。
息子は高校2年の頃に学校を中退しました。それと同時に知り合いの会社に入社させました。その時にこれまで貯金していた息子名義の通帳を渡しました。
お年玉ですから20万円程度だったと思います。しかし、渡した途端全額引き出し、何に使用したのか分からないまま、ゼロになっていました。
仕事にはなんとか毎日出勤し、出来る限り頑張ってはいたようでした。同じように学校を退学した友達や先輩達と常に行動を共にしていました。
そんなある日、18歳になった息子のカードローンが発覚しました。最初に気がついた時は20万円でした。何故、18の子供に簡単に信用し、お金を貸すのだろうと
疑問と苛立ちがありました。その借金はいつの間にか90万円に膨らんでいました。何度も返済を促していたのですが、返済はしており、ただ、元金が全く減額されていませんでした。内訳を見ると、利息の2万から3万円を支払うことを延々続けていました。
このままではいけないと、司法書士事務所に主人と私、息子で相談に連れて行きました。ただ、この金額で自己破産は出来ないことや将来の話を司法書士さんにお話しいただきました。
その後、私の両親に泣きつき90万円を借り、一括返済をすることにしました。私が出すと甘えが出るので、そのようにして毎月3万円を返済させました。実際この金額は金利と同じなのだから出せるよね?と言い聞かせ、頭を下げさせました。そして2年半をかけて両親に完済させました。
長かったと思います。借金をして手元に残ったものなんて何もありません。それからは借金をすることはなく、家庭を築き大黒柱となりました。