“自分の嫁は、自分と結婚する前からエステサロンなどに借金をしていました。独身時代にはお金のことは自分もあまり考えていなかったので、「この人と結婚しよう」と思い、プロポーズして結婚しました。
嫁が独身時代に背負っていた借金は、自分からしたら「関係のないもの」と考えていました。なので、まずは生活するために自分だけの給料でどうやっていくか?そればかりを考えていました。嫁は、結婚した当初は働いていたのですが、すぐに子供ができてしまい、仕事を辞めざるおえなくなりました。
そのため、嫁には収入源がなく、借金をどう支払っていけばいいのか?嫁の中でも悩んでいたのだと思います。しかし、自分はそんな借金のことは頭になかったので、生活していくため、生まれてくる子供のためにも必死で働き、家計をやりくりしていました。
そんなある日、自分の会社に一本の電話がかかってきました。自分はトラックドライバーをしているため、外回りしていることが多いのですが、その時は偶然会社で待機していた時でした。電話に出ると、「〇〇(エステサロン)ですが、□□さん(嫁の名前)の旦那様でしょうか?借金のことについてお話があるのですが。」と言われました。
自分は、この時嫁には借金があったことをやっと思い出しました。さらに「支払ってもらわないと困るんですけど、これ以上払わないようなら法で裁いてもらうことになりますが。」と言われました。自分はどうしたらいいものかと考えましたが、借金を払っていく余裕すらない生活状況だったので、自分のことではないと割り切り「嫁のことなので勝手にしてください」と言い、そのまま電話を切りました。
家に帰り、その日にあったことを告げると嫁は泣きました。しかし、これからその借金をほったらかしにしておくわけにはいかないと思い、銀行のカードローンや消費者金融などに申請して、自分名義でお金を借り入れ、嫁の独身時代のエステサロンの借金をまずは返済させることにしました。
銀行のカードローンや消費者金融から借り入れした借金は、現在嫁も働きに出て、大半を返済することができています。やっぱり結婚する前に、お金の問題は綺麗にしておくべきだなと感じました。”