私の父親は若い時には年収も良く平均的なサラリーマンの家族よりも裕福でした。しかし、社長へ昇進した後は会社の経営が上手く行かずに倒産し自己破産しました。その後は年齢も定年間近で再就職先を見つけるのは大変困難な状況でした。父親は短気な性格であり喧嘩っ早いところがあります。その性格のせいで会社経営は上手くいかなかったんだと思います。また、再就職先も受け入れてくれるところはそれでも何ヶ所かあったのですが、自分のプライドが高いのもあり、どれも長続きしませんでした。私は当時中学生であり、これから高校と大学とあるのにそんなプライドは捨てるべきだったと思います。私も高校に進学してからはバイトをして家族のために頑張りました。しかしお金は回らず親戚からお金を借りまくり返済が出来ずに関係は崩壊しました。それから、高校を卒業後は専門学校に進みました。入学金等は祖父母が援助してくれましまが、その後の学費はバイトを掛け持ちして支払いました。無事に専門学校を卒業して社会人として働き始めた頃には父親は定年を迎え収入が年金だけになりましま。今までの借金返済のため私の給料だけでは賄いきれず仕方ない私の名義で銀行から300万のお金を借りました。それもあっという間になくなり、時には返済が滞ることがありました。そのせいもあり、追加の融資を受けることが出来ずに社会人として働きながらバイトをすることになりました。これで何とか借金返済しながら最低限の生活を送ることが出来ています。私と父親だけの家族なので最低な父親ですが一応家族なのでこれからも完済に向けて頑張ります。