学生の頃の友人の体験談です。

友人は学校を卒業した後に就職をしました。
友人にはいつも一緒にいた友人がいて、それぞれ違う会社だったけど、お互いシフト制の仕事ということもあり休みを合わせて月に1回から2回程度会っていました。

学生の頃から他の同級生や先生方からも「二人は仲良しだね」と言われるほど、ずっと一緒にいたし、色々な話をしたりして楽しく過ごしていたと思っていました。

最初はカラオケ行ったり、飲みに行ったりとごく普通の遊びだったのですが、私は職場の方からパチンコを覚えるようになりました。
ビギナーズラッグというのか、最初に大当たりしてから、時々パチンコやパチスロで遊ぶくらいになり、そうそう当たらないのでつぎ込むお金も増えてしまい、やがて給料の半分、段々と全額つぎ込むようになってしまいました。

実家暮らしだったので家賃はかからないし、新入社員は給料も少ないだろうし覚えることも大変だろうからと家にお金を入れるのは2年目以降になってからで良いと両親から言われていました。

そういった事情もあったので、給料をパチンコやパチスロにつぎ込むことができたのですが、学生の頃からのバイトの貯金も使い果たし、親からお金を貸してくれと頼むのも気が引けると感じて、友人を頼ることにしました。

友人にはパチンコやパチスロにとは言えないので、家族が病気になって経済的支援が必要になったということにして、お金を工面してもらおうと考えました。

友人は一瞬訝しんだ感じでしたが、病気ならと私は最初10万円を貸してくれと言い、次の給料日に返してということで借りました。
そのお金で、当然パチンコです。

でもそんなお金なので当たらないし、外れる一方でお金もあっという間にすっからかんです。

病気が悪化して、金額も10万では足りなくなっている、弟もまだ学生だから頼れないし、私しか働き手がいないから、と20万と金額を上げてもらうよう交渉しました。

親戚とか他に頼れる人はいないのか、私も手取りでそんなにもらえるわけではないし、20はさすがにきついよと言われたものの、私達友達だよね、親が死んだらあんたのせいだよと相手を追い詰めてしまい、優しい人だったので無理をしてお金を貸してくれました。

色々な言い訳を考えて、段々と要求する金額が増やしていったところ、友人が疑うようになり、メールの返事も来なくなり明らかに避けられるようになり、私と会うとお金を貸してと言われるのが嫌なのか連絡も来なくなり、会わなくなりました。

ある日、友人が私の母親とばったり会ってしまったようです。
そこで母親に家族が病気で大変なんですよねと話してしまったようで、病気なんて誰もなっていないし、みんな元気だよと嘘がばれてしまいました。

そこで友人から詰問され、パチンコにはまって給料を全額つぎ込んでいたこと、パチンコなんて言えないから親を病気にするしかないと考えていたことなど色々白状しました。

借金は私以外にも会社からも給料の前払いをしたり、消費者金融で借金をしたり、色々なところから借金をしていたことが判明し、勤務中もパチンコへ行くのに中抜けしていたこともバレて、会社から厳重注意をされている状態でした。

経済的な管理もまともにできない、返済能力もないので債務整理をすることになりました。

借金の総額が高く、自己破産一択となりました。

仕事上のストレスがという理由もあるが、パチンコというギャンブルによる借金が理由だったので同時廃止ではなく、管財人弁護士が付く費用も30万程かかる自己破産となり、生命保険など色々解約をして何とかお金を工面して、1年ほどかかって自己破産手続きから申請、裁判所へ出向いて自己破産となりました。

友人からは信用も信頼も失い、金の切れ目が縁の切れ目の諺通りになってしまいました。

借金はあっという間に増えてしまうこと、仕事をしていれば簡単にお金が借りられてしまう、そして自己破産は色々な手続きや書面を書いたり、弁護士さんがいたものの、定期的に弁護士事務所に通う大変さ、管財人が付くと自分あての郵便物が管財人弁護士さんへ転送され、確認しましたという印がついてから私のもとへ届くという、家族には自己破産を隠すことができなくなってしまったこと、色々弊害があって、友人からも家族からも信頼されなくなり、友人の優しさに甘えてしまった自分の愚かさが情けなく感じ、自己破産で借金はなくなったものの、寂しい毎日を送っているとのことです。

福岡の弁護士による借金問題相談